携帯電話の番号を長期保管する場合の費用と着信時メッセージ
2019/11/15
長期利用しないが携帯番号は保管しておきたい場合のサービス。海外赴任や留学などを想定して用意されたものです。用途は色々考えられます。
費用
一覧表です。意外なことに横並びでは有りません。ドコモは最長3年間と短い。
各社の内容詳細
ドコモ
- 手数料 1,000円、月額400円、解除は無料
- 最長3年間
- spモードメールの保管も可能 月額100円(電話番号保管と同時申し込み必要)
- 着信時のメッセージ内容
- 「おかけになった電話番号はお客様のご希望によりしばらくの間止めております」
- ON/OFFはできない。必ずメッセージは流れる
- メッセージの種類はひとつだけ
- 希望があれば連絡先番号案内可能(国内の固定、携帯問わず可能)
- 先のメッセージの後に続けて、「連絡先の番号は◯です」と流れる
au
- 手数料2,700円、月額372円、解除は無料
- 着信時のメッセージ内容
- 「おかけになった電話番号は現在使われておりません。番号をお確かめになっておかけ直し下さい」
- ON/OFFはできない。必ずメッセージは流れる
- 連絡先番号案内はない
- 最大5年間
ソフトバンク
- 手数料3,000円、月額390円、解除は無料
- 最大5年間
(裏技)ソフトバンクプリペイド携帯にMNP
1年以上の長期保管であればソフトバンクプリペイドが候補に上がります。
長期保管時の比較表
プリペイド携帯のメリット
- 維持費の安さ
- 保管期限がない。毎年3,000円チャージし続ければずっと延長できる
- 停止しているわけではないので、必要なときに電話やSMS受信に使える
- 着信メッセージは通常の携帯電話と同じ
- 電源OFF状態「電波の届かない場所にいらっしゃるか、電源が入っていないためかかりません」
- 携帯紛失届けで停止すると「お客さまのご都合によりおつなぎできません」
- 初期費用は多めですが年間維持費が安いため長期だとお得。
- 初期費用5,980円(税込6,578円)に以下が含まれます
- 携帯電話本体代金
- 手数料
- 1年間(420日間)の維持費
- あとは毎年420日以内に3,000円チャージすれば420日間延長される。
- 上の表では年間3,000円で維持費を計算していますが、最長420日間3,000円(税込)なので、維持費はもう少し安くなります。
- ソフトバンクプリペイドの詳細解説
割引等解除になる項目が多い
一時停止は利用者にとって不利益になる部分があります。
- キャンペーンによる割引系の多くは解除
- 一時休止した月、利用再開した月の料金の料金(日割りの有無)
- 繰越し分は消滅
- 家族割の扱い
特に短期間の停止をする場合には、節約のつもりがかえって割高になることも多いため慎重に。各社の細かい規定をよく確認してから手続きしましょう。