Fusion IP-PhoneをAndroidで使った場合のバッテリ時間
2013/11/24,2014/1/12
Fusionが新しくリリースしたAndroidアプリはプッシュ式が採用され、ほとんどバッテリが減りません。
待ち受け状態24時間後のバッテリ容量を確認してみました。
サービス名 | アプリ名 | 24時間後のバッテリ容量 |
Fusion IP-Phone | 公式アプリSMARTTalkで待ち受け | 97% |
Fusion IP-Phone | アプリCSipSimpleで待ち受け | 23% |
050Plus | 公式アプリVer4.1.2で待ち受け | 17% |
無し | アプリを起動していない状態 | 97% |
計測条件
- バッテリ容量チェックのアプリはBattery Mixを使用
- Android本体はドコモP-01Dをroot化して、docomoのプリインストールアプリの大半を停止したもの
- 電池はほぼ新品
- 通信はWiFiのみ
- 移動はせずWiFiルーターの近くで固定状態
- 室内で温度は一定しており25度前後
一定時間でプッシュ通知が解除される
一定時間経過するとスマートフォン側でプッシュ通知の解除がされます。 メッセージが表示されますので、SMATTALK起動すればプッシュ通知の待ち受けになります。
留守電機能があるのでプッシュ通知が切れても、着信の通知がメールで届きます。
<着信が不安定(な機種もある)
3機種試して1機種が、着信ができないことが結構ありました。着信できず留守電につながる状態。CSipSimpleは問題なく、公式アプリでの症状。着信メッセージがemailで送られてくるので、すぐ折り返すことで実用上問題は無さそうです。
Androidの機種依存性もあり得ますし、アプリや何かの設定の可能性もあります。こういう組み合わせはよくあること。相性のいいものを使えばいいでしょう。Androidの新品は6,000円あれば買えますから。
IP電話が主電話になり得る
IP電話はアプリを起動して常時待ち受けにすると、バッテリの消費に不安があるため
- 発信するときのみアプリを起動
- 着信は留守電で受けて、emailで届く内容を見て折り返す
- 着信を確実にしたい時は転送機能で固定電話や携帯電話に転送
としていました。
省エネアプリが一般的になれば、IP電話は普通の電話として使えます。留守電のemail通知機能は他の電話を上回る付加機能としてIP電話の魅力を高める力になりそうです。
昔、携帯番号0x0-xxx-xxxx を人に伝えると違和感のある反応をされました。(通話料の高さも敬遠された理由)。今では固定電話番号を教える方が変な感じがします。スマートフォンでIP電話が普及すれば、050が一般的になる日も近そうです。