ドコモのらくらくスマホの薦めにくさ
2013/3/5
らくらくスマートフォンは、その仕様の不自由さからAndroid嫌いを増やすために登場したのか思ったほど。 最近までミニテルが使われていた、ガラパゴスIT国フランスで売られるという栄誉も先日得ています。
ドコモショップで時間があったので触ってみました。
スタッフに質問
- アプリは使えないんですよね
- ダウンロードして使えません。GoogleのGmailアプリなども。
- どういう使い方ができると説明するんですか
- ブラウザでネットが見られます というような・・
- YouTubeとか動画は見られますか
- ブラウザ内で小さく表示されます
- パケットが500MBなのですぐに上限に達してしまいますが
- Flashは使えますか
- 多分使えません ←使えませんでした
- いろいろ制限がかかったAndroidっていう感じですかね
- Androidじゃないんですよ。独自的なOSで。 ←間違っていますが、そう言いたくなるのもわかります
操作をして感じたこと
- 妙にタッチの反応が悪く押し込まないと反応しない。年配者の操作ミス防止策か?
- デフォルト設定だと、長押し(右クリック代用)のような感覚で、押し込む必要があります。ブルッと振動があるのでわかりやすいですが。
- 通常のAndroidのような操作感に設定することも可能。
- YouTubeは年配者に人気があるのに、この小さい画面だとがっかり感
- 年配者はリッチなので、PCも当然持っていると考えるとこれでもいいのかもしれません
- 時々動きが固まる。 初期SSDのプチフリーズのよう
- かなりの不快感です。 Androidはこんな感じかと思われると、ちゃんとした製品を出している海外メーカーが気の毒。
カスタマイズしたらダメな理由
説明書を読みたがらない、ネットで情報収集もうまくできない、というユーザー層が使いそうな機種です。
となると、誰かに操作方法を尋ねることになります。
ここまでカスタマイズしていると、Androidを日常的に使っている人でも的確なアドバイスはできないでしょう
説明したことと実際が異なることで、「教えてもらった通りにならない」「そんな変な機種は捨ててしまえ」 信頼関係も崩れます。
「やっぱり、みんなと操作が一緒のiPhoneがいいよね」 でAndroid否定派を増やすミッション達成。
らくらくホンは携帯の歴史に残る名器なのに
携帯のらくらくホンは、文字が巨大、ボタンが大きい、付属の説明DVDなどで自分で学習できる。 しかし機能は削らない。
に対し
らくらくスマートフォンは、それほど文字が大きくない。という時点でもう落第です。