auガラホ 2019年12月開始の新プラン。料金比較と用途
2019/12/26から受付開始のガラホ用の新プラン、2021/2/26追加のVKプランEの解説です。
目次
プラン内容
概要
主な変更点は
- 解約料を9,500円から1,000円に変更
- ケータイシンプルとケータイカケホはLTE.NET(データ通信)を含む
VKプランSとMにデータオプションを含む料金一覧
通話とSMSのみなら維持費は安い
- VKプランS(N)が998円/月(無料通話1,100円分、20円/30秒)
- VKプランM(N)が1,640円(無料通話2,600円分、20円/30秒)
データ通信をする場合は、ダブル定額が500円~4,200円の従量制。僅かな通信で上限に達するので、思ったより料金がかかることが多いプランです。emailは意識しないまま写真や動画を添付して、データを消費することがあります。
VKプランSとNは通話・SMSに限定する使い方をする人向け。
VKプランEは3Gからの移行用に追加
VKプランは3GケータイでプランE、プランEシンプルを使っていた人が割安に4Gに移行できるように追加されたプランです。他の4プランに比べるとプラン内容が古臭く割高に感じる理由です。
3GケータイのプランE、プランEシンプルから移行した場合は「プランE移行割」適用で毎月237円割引になります。2年契約Nを付けて170円割引で、743円が最低料金です。(1,150円-237円-170円=743円)
プランEは2009年にガンガンメールが話題になりましたが、VKプランE(N)はメール使い放題ではありません。
懐かしい記事メールでネットアクセス、通話を安くする方法
auガラホでしか使えない
スマホユーザーも使いたくなるプランですが、IMEI(製造番号)でauガラホのみ使えるように制限されています。
ガラホの中身はAndroidなので必要なアプリをAPKでインストールすればスマホに近い使い方は可能です。
用途別プラン選択
- かけ放題が必要
- ケータイカケホプラン 2,980円
- ある程度データ通信をする
- ケータイカケホプラン 2,980円
- 通話はほとんどしない、多少emailをする
- ケータイプラン 1,200円
- たまに通話はする、emailやデータ通信は使わない
- VKプランS 998円
- 通話の待受用。メール、通話、ネットアクセスしない
- VKプランE 743円(プランE移行割237円を適用できる人限定)
ガラホ端末はauではなく通販で入手
ガラホプランは端末の製造番号(IMEI)で管理しているため、auガラホ以外の端末では使えないようになっています。
auで新品端末購入するよりも、いわゆる白ロム入手してauショップに持ち込んで登録するのがお勧め。
新規契約、機種変更共に持ち込みで対応してもらえます。
auガラホの定番はGratina4G。流通量が多く市場価格も安い。電池はauオンライショップで新品を購入可。ガラホ電池はガラケー同様長く販売を続けられると予想しています。スマホのように頻繁に買い換えない利用者が前提の商品のため。
- amazon:新品1万円以下、中古2,000円程度
- amazonは不良品の場合に返品が圧倒的に簡単
- 楽天市場:Gratina4G 中古3,000円程度
- Yahooショッピング:Gratina4G 中古2,000円以下から、新品1万円前後
- イオシス:Gratina4Gの取扱少
ライトユーザー向け他社プラン
スマホのライトユーザーで低維持費希望なら他社サービスも検討。auガラホをSIMロック解除すれば格安SIM(MVNO)各社で利用できます。
他社サービス例
- 発信着信+少量のデータ通信用として。契約のシンプルさが特徴
- b-mobile 990プラン 990円/月
- 発信、着信が可能でガラケー的に使いたい
- IIJmio ケータイプラン 920円/月
- 発信、着信可能、ネット接続もちょっと使いたい
- OCNモバイル 1,180円/月。スマホ1円セールがメリット
- 通話10分無料オプション込みで安い
- OCNモバイル
- 着信のみ利用で維持費を安くしたい
まとめ
ケータイカケホプランは、かけ放題と1GBデータ通信を備えて月額2,980円。守備範囲が広く、料金も内容から考えると納得設定。かけ放題オプションの相場が1,700円ですので、基本料+データ1GB部分が1,280円相当。これはかなり安い。
VKプランS(N)の1,000円未満の料金で無料通話1000円付き。最低維持費用として優れています。
この2つのプランで、ガラホユーザーの大半の希望をカバー可能。
履歴:2019/12/23、2020/2/22、2021/2/28